ブックメーカーをプレイするにあたり、「還元率」という言葉を耳にした経験がある方も多いのではないでしょうか。
還元率やオッズなど、初めて聞くような言葉が多いと、以下のような疑問が出てくるはずです。
「ブックメーカーにおける還元率とは?」
「還元率とオッズはどういう関係なの?」
「還元率とオッズのどちらを優先すべき?」
「還元率の高いブックメーカーは?」
結論、ブックメーカーにおける還元率とは、ユーザーの賭け金に対してどの割合で払戻しされるかを表す数値です。
高い還元率のブックメーカーは、払い戻し金額も増えるため、ユーザーに有利になります。
他にも本記事では還元率が高いブックメーカーの特徴や、還元率に関する注意点を深堀りしています。
ブックメーカーの還元率に関する内容を網羅的に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブックメーカーの還元率とは
ブックメーカーの還元率は、プレイヤーがベットした金額に対して払い戻される金額の割合を指します。
本章では還元率を正しく理解できるよう、以下の要素について解説します。
- 還元率の例
- 還元率とオッズの関係
- 還元率と控除率の関係
- 還元率とハウスエッジの関係
- 通常のギャンブルとブックメーカーの還元率
ブックメーカーには還元率と意味が混同しやすいワードがあるため、正しく理解できるようにしましょう。
還元率の例
例えば、あるスポーツの試合ですべてのプレイヤーのベット総額が10万円になり、勝利した際の払い戻し金が9万円になった場合、還元率は90%になります。
さらに払い戻し金が増え、9万8,000円になった場合は還元率は98%です。
ブックメーカーは、還元率の数値が大きければ大きいほど、プレイヤーにとって有利になるゲームです。
そのため、より利益を得たいプレイヤーは高還元率のブックメーカーを選ぶと良いでしょう。
還元率とオッズの関係
ブックメーカーのオッズとは、ある予想に対する的中のしやすさを表す数字のことです。
オッズが低いほど予想が的中する可能性が高く、反対に高いほど可能性は低いとされています。
また、オッズは配当の倍率を示す数値でもあり、オッズが2倍のチームに1,000円ベットして勝利した場合は、配当金は2,000円になります。
還元率が100%ではない以上はプレイヤー側がマイナス収支の状態です。
オッズの比較は、還元率を100%に近づけるために重要な過程であることを覚えておきましょう。
還元率と控除率の関係
ブックメーカーの控除率とは、ブックメーカーが賭けに対し手数料を徴収する割合のことです。
還元率はプレイヤーに払い戻される金額、控除率はプレイヤーから徴収する手数料のため、逆の意味となります。
例えば控除率が5%のブックメーカーでは、1,000円の賭けにかかる手数料が50円になるということです。
還元率が高いほど控除率は低くなり、還元率が低いほど控除率は高くなります。
控除率はブックメーカーの収益になるものの、高すぎるとプレイヤーが集まらず、売上になりません。
各ブックメーカーは、還元率と控除率のバランスを保ちつつ運営しているのです。
還元率とハウスエッジの関係
ハウスエッジとは、ブックメーカーを運営する側の取り分を指します。
上記で解説した控除率と同じ意味となりますので、正しく理解しておきましょう。
ハウスエッジも%表記で表されることが多く、数値が大きいほど運営側の取り分(手数料)も多くなります。
通常のギャンブルとブックメーカーの還元率
国内で普及している通常のギャンブルの還元率とブックメーカーの還元率を比較した結果は以下の通りです。
ブックメーカー | 95%~98% |
パチンコ | 80%~85% |
競馬 | 70%~80% |
競艇 | 75% |
オートレース | 75% |
宝くじ | 45% |
他の公営ギャンブルと比較するとわかりますが、ブックメーカーの還元率は非常に高いです。
ギャンブルは高い利益を生む目的でプレイするため、公営ギャンブルよりも還元率の高いブックメーカーを選ぶプレイヤーが多いです。
ブックメーカー選びの際は還元率とオッズのどちらを優先すべきか
結論、ユーザーの遊び方によって異なりますが、長く稼ぎ続けるには全体的にオッズが高いブックメーカーを選ぶべきです。
オッズが低い場合、配当金は減ってしまうものの、確実に勝利を狙えます。
勝率を重視して低いオッズへ長期的に賭けていくことで、手元の資金を確実に増やしていけるでしょう。
ブックメーカーの還元率が高い理由
ブックメーカーの還元率が高い主な理由は以下の通りです。
- 運営がオンライン
- ブックメーカー間の競争
- 世界中に存在する多くのプレイヤー
- ブックメーカー方式の採点
- 民間企業による運営
当然ですが、ブックメーカーにも運営が存在するため、還元率が高いということは運営の取り分が少ないということです。
なぜ他のギャンブルより取り分が少ない場合でも運営できているのかを深掘りしていきます。
運営がオンライン
日本の公営ギャンブルの代表は競馬や競艇ですが、どちらも運営には施設が必要となります。
競馬場・競艇場には多くの観客席やレース場が必須のため広大な敷地を要し、建設には莫大なコストがかかります。
一方ブックメーカーでは、基本的に対面ではなくオンライン上で行われます。
施設の運営や維持が必要ないため、公営ギャンブルと比較するとコストを大幅に減らせています。
コストがかからない分、手数料を多く取らずとも運営できているのです。
ブックメーカー間の競争
ブックメーカーはオンライン上で気軽に賭けられるため、世界各国のプレイヤーがブックメーカーへ簡単にアクセス可能です。
プレイヤーはブックメーカー間での比較を容易に行えるので、より良いブックメーカーを選んで賭けをします。
上記の背景から、プレイヤーを集めるために高い還元率や多くのボーナスを設定することが各ブックメーカーに求められるようになっています。
そのため、ブックメーカーは必要経費を限りなく抑え、プレイヤーに魅力的だと思ってもらえるような高い還元率の提供に努めています。
世界中に存在する多くのプレイヤー
ブックメーカーはオンラインで簡単にアクセスできるため、時間や場所にとらわれず誰でも遊べます。
ブックメーカーの利用が制限されていなければ自由に遊ぶことができ、かつ高い還元率を誇っているため、必然的にユーザーの母数も上がります。
結果、高還元率では手数料が下がるため運営の利益率は下がるものの、世界各国に多数のプレイヤーがいるため、売り上げ(母数)が確保できている状態です。
ブックメーカー方式の採用
日本の公営ギャンブルではパリミチュエル方式を採用しており、賭けたあとにもオッズが変動するため、想定よりも配当金が少ない場合が多いです。
しかし、ブックメーカー方式では賭けた時点でオッズが確定するため、配当が少なくなるケースがありません。
上記の理由から、同額をかけた場合に配当金が多くなる可能性が高いのはブックメーカー方式です。
よって、ブックメーカー方式を採用するブックメーカーでは勝利した際に払い戻される金額が多く、高い還元率を実現しています。
民間企業による運営
日本の公営ギャンブルは「公共事業やスポーツの発展のために利益を確保すること」が運営の目的です。
そのため、運営側に損失が出ないよう、プレイヤーがベットした金額から利益を差し引くことで運営されています。
上記の理由から、利益を確保しなければならない公営ギャンブルでは還元率が低くなってしまいます。
一方、ブックメーカーの運営は民間企業が行っています。
公共事業の発展のために利益を差し引くことがないため、高い還元率が維持できるのです。
還元率が高いブックメーカーの特徴
還元率の高いブックメーカー特徴は以下の通りです。
- ボーナスおよびプロモーションが充実している
- 競合よりも低い手数料を設定している
- 対応するジャンルが多い
ブックメーカーで遊ぶのであれば、高還元率のものを選びたいと思うはずです。
本章で解説する内容を、ブックメーカーを選ぶ際の参考にしてください。
ボーナスおよびプロモーションが充実している
高還元率なブックメーカーは、同時にボーナスやプロモーションが多いことも特徴です。
ボーナスが豊富にある主なブックメーカーは以下のとおりです。
登録をするだけでボーナスがもらえるため、入金せずともゲームを楽しめます。
サイト名 | 入金不要ボーナス | 入金ボーナス | 公式サイト |
---|---|---|---|
| ・カジノボーナス:30ドル ・フリーベット:10ドル(期間限定) | ・初回:100%最大300ドル ※プロモコード:BB_1stボーナス_100% ・2回目:50%最大200ドル ※プロモコード:BB_2ndボーナス_50% ・3回目:100%最大500ドル ※プロモコード:BB_3rdボーナス_100% | |
| 125ドル相当 (108ドル+88回フリースピン) | ・初回:100%最大800USDT+60回フリースピン ・2回目:50%最大500USDT+70回フリースピン ・3回目:30%最大500USDT+70回フリースピン | |
| 3,000円分 | ・初回200% 最大3000ドル (450,000円相当) ・2回目100% 最大500ドル (450,000円相当) | |
| ・フリーベット3,000円 ・カジノボーナス3,000円 ・パチンコ館特典4500円相当 | ・初回:100%最大50,000円(スロット) or 100%最大25,000円(ライブカジノ) ・2回目:50%最大25,000円 ・3回目:100%最大20,000円 ・10,000円フリーベット ・10日間連続厳選ゲームの500円ボーナス |
ボーナスを使えば元手を減らさずに賭けられるため、還元率を高めたい方におすすめです。
競合よりも低い手数料を設定している
手数料は、ブックメーカーがプレイヤーの賭け金から徴収する金額のことです。
賭け金から徴収される金額が大きいほど、プレイヤーに還元される金額は減るため、還元率は低くなります。
還元率が低く設定されているブックメーカーは手数料が高いと判断できるため、ブックメーカーを選ぶ際は注意しましょう。
対応するジャンルが多い
ジャンルが広ければ自身が得意とするジャンルでも勝負できる数が多くなり、勝利数の向上も狙えます。
また、得意なジャンルで勝負できるユーザーが増えれば、その分全体の払い戻し金も上がる傾向にあります。
結果、賭けられるジャンルの幅が広いブックメーカーの還元率は高くなるのです。
還元率の高いブックメーカー3選
還元率が高い主なブックメーカーは以下の3つです。
- 遊雅堂
- 新クイーンカジノ
- ビーベット
各ブックメーカーの特徴と、還元率について詳しく解説を行います。
またボーナスの有無についても解説していきますので、ブックメーカー選びの参考にしてください。
遊雅堂
ライセンス | キュラソーライセンス |
入金ボーナス | ・初回:100%最大50,000円(スロット) or 100%最大25,000円(ライブカジノ) ・2回目:50%最大25,000円 ・3回目:100%最大20,000円 ・10,000円フリーベット ・10日間連続厳選ゲームの500円ボーナス |
入金不要ボーナス | ・フリーベット3,000円 ・カジノボーナス3,000円 ・パチンコ館特典4500円相当 |
- ブラックジャック・ネオ:99.60%
- オリジナル・ブラックジャック:99.54%
還元率が低めのゲームとして紹介されている以下のライブカジノでさえ97%を超えているため、全体的に高還元であることがわかります。
- ルーレット・ネオ:97.30%
- ライトニングルーレット:97.30%
- ジャパニーズルーレット:97.30%
- シグネチャールーレット:97.30%
キュラソーライセンスも取得済みのため、安心してプレイできる点も魅力的です。
\入金不要ボーナス9,000円/
新クイーンカジノ
ライセンス | キュラソーライセンス |
入金ボーナス | ・初回:100%最大800USDT+60回フリースピン ・2回目:50%最大500USDT+70回フリースピン ・3回目:30%最大500USDT+70回フリースピン |
入金不要ボーナス | 125ドル相当 (108ドル+88回フリースピン) |
日本ではすでに撤去されてしまったパチンコやパチスロでも、新クイーンカジノでは遊ぶことができます。
また入金不要ボーナスや、初回~3回目の入金時にボーナスが獲得でき、フリースピンももらえます。
\登録ボーナス最大125ドル/
ビーベット
ライセンス | キュラソーライセンス |
入金ボーナス | ・初回:100%最大300ドル ※プロモコード:BB_1stボーナス_100% ・2回目:50%最大200ドル ※プロモコード:BB_2ndボーナス_50% ・3回目:100%最大500ドル ※プロモコード:BB_3rdボーナス_100% |
入金不要ボーナス | ・カジノボーナス:30ドル ・フリーベット:10ドル(期間限定) ・入金不要ボーナス停止期間:2024年11月25日00時~12月08日24時 ・再開日時:2024年12月09日00時 |
代表的なスロットは以下のとおりです。
- Starlight Princess:96.5%
- ハワイアンドリーム:97%
- Def Leppard: Hysteria:96.2%
また、欧州主要リーグであるプレミアリーグから日本のJリーグを含む100個以上のサッカーリーグをサポートしていることも大きな特徴です。
さらに登録するだけで30ドルもらえる入金不要ボーナスもあるため、初心者でも楽しめます。
\登録だけで30ドル貰える/
ブックメーカーの還元率における注意点
ブックメーカーの還元率に関する注意点は以下の2つです。
- 還元率は一定ではない
- 還元率はあくまで理論上の数値である
還元率に注目することもブックメーカーを選ぶことで重要ですが、還元率への認識を誤ると危険です。
重要なのは、還元率はあくまで参考にすべき数値であると理解することです。
払い戻される金額を保証するものではない点に注意しましょう。
還元率は一定ではない
ブックメーカーの還元率は、スポーツや試合、オッズによって変動します。
還元率が低くなる可能性だけにとらわれず、オッズなども分析し、勝算があるかどうかを判断できるようにしましょう。
自身が得意とするジャンルがあれば試合の傾向も分析しやすくなるため、還元率を上げるためにも勝てる場所で勝負することが重要です。
還元率は参考程度の数値として活用してください。
還元率はあくまで理論上の数値である
還元率の数値は、勝敗や払い戻される金額を保証するものではないため注意してください。
高還元率のブックメーカーであっても、あくまで総数から見た数値です。
一回ごとのベットにおける結果は異なり、とくに短期間しかプレイしない場合は運の要素も深く関わってきます。
前提として、還元率は長期間ベットした結果の平均を示す数値であることを理解しておきましょう。
まとめ
本記事では、ブックメーカーの還元率について解説しました。
それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。
- 還元率はプレイヤーがベットした金額に対して払い戻される金額の割合
- 各ブックメーカーでオッズが異なるため、還元率を上げるためにはオッズの比較を行う
- 控除率は手数料を徴収する割合を指し、ハウスエッジと同義
- 競馬や競艇の還元率は70~80%程度に対し、ブックメーカーは95%以上と高還元
- ブックメーカーはオンライン上で運営できるため必要経費を抑えられ、高還元率を実現している
- ブックメーカー間の競争もあり、より高い還元率が設定されている
- ボーナスやプロモーションが充実しているブックメーカーは還元率が高い
- 対応するジャンルが多いブックメーカーは還元率が高い
- 還元率はあくまで理論上の数値であり、払い戻し金を保証するものではない
当記事を参考に、ブックメーカーの還元率を正しく理解し、ゲームを楽しんでください。